食後の眠気には「昼寝」が最適!昼寝の仕方とその効果をまとめてみた
こんにちは、バナナたのうえです。
いきなりですが、皆さんはお昼ご飯を食べた後に昼寝はしますか?
食事をした後、めちゃめちゃ眠くなりながら午後の仕事を耐え抜く人も多いはず・・・!
そこで、午後の仕事を効率化するための昼寝術について医療者の知識を織り交ぜながら解説していきます。
1.食事後に眠くなる原因
お昼ごはんを食べた後に眠くなる原因として①血糖値、②オレキシンが関係しています。
①血糖値
人間は食事をすると炭水化物を胃や腸でグルコースに分解して血液中に吸収しています。吸収すると血液内の血糖値が上昇するため、すい臓からインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されます。
ところが、現在の食事内容は糖質が多く含まれていることが多いため大量のインスリンを放出してしまいます。その結果、脳に十分なグルコースが運ばれず、頭がぼーっとしたり、眠くなったり、身体がだるくなる症状が出現します。
人は覚醒を保つためにオレキシンという脳内物質を作っています。オレキシンの分泌が豊富な時は覚醒状態を維持することができ、オレキシンの分泌が乏しいときは耐え難い眠気を誘発してしまいます。
オレキシンは食欲中枢にあり、摂食と覚醒のメカニズムに大きく関係していると言われており、食事により血糖値が上昇することでオレキシンの分泌が抑制されるため、食後に眠くなります。
血糖値が上がることにより耐え難い眠りを誘発していることは間違いないみたいです。
2.正しい昼寝方法
まず昼寝をするオススメの時間は午後12時~午後1時とされています。
諸説あると思いますが、眠気のピークが午後2時~3時となっているのでその前に睡眠をとることで事前に眠気を予防できると考えられています。
次に睡眠時間ですが、これは科学的に研究結果が報告されており15分~最長20分が最も脳がすっきりしやすい時間をいうように言われています。
20分以上寝てしまうと眠りが深くなり、目覚めてもどこかすっきりしなかったり、頭が働かない状態が続くことがあります。
ここで注意してほしいのが高齢者は眠りが深くなりにくいと言われているので、特に時間制限はないということです。
次に寝る態勢ですが、ベッドや床に横になって寝るのは眠りが深くなるため避けた方が良いです。そのため、椅子に寄りかかったり、机に突っ伏したりするのがいいと言われています。また、食事後30分間は胃や腸の蠕動運動が活発に動いているため、横になって寝ると逆流性食道炎になる恐れもあり避けた方がよいでしょう。
3.管理人が実践している昼寝方法
管理人も昼寝は毎日欠かさずやっており、実際に午後の仕事の効率化に成功しているので参考にしてもらえれば幸いです。
仕事柄、お昼ごはんは12時半に食べるので、午後1時から昼寝を開始しています。
寝る前にはカップ一杯のコーヒーを飲み、床に座り、壁にもたれかかるような姿勢で15分間寝ます。
起きたら冷たい水で顔を洗い、歯磨きをして、温かい白湯を一杯飲んでいます。
いかがでしたでしょうか?
食後に眠いときにはその眠気を上手く利用して、午後の仕事も元気いっぱいで乗り越えちゃいましょう!
このブログでは毎日、管理者が訪問看護で経験したことや感じたこと、地域の皆様に健康面で役立つことをまとめています!
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