テーマは「桜」!
目が見えぬ
においで感じる
桜かな
こんにちは、バナナたのうえです。
桜もあっという間に満開になり、もう散り始めていますね。
今日は「桜」をテーマにした訪問看護の様子を川柳にしてみました。
早速ですが、あなたはこのブログを読んでいるということは目が見えているでしょう。しかし、中には先天性の病気や視覚障害によりほぼ目が見えなくなった方が多くいらっしゃいます。そんな方々は、目が見えないため、外の風景を楽しめないことから外出するのを嫌がることが多いです。中には、目が見えなくても外出を楽しみ、世の中に溶け込んでいる方も多くいらっしゃいますので誤解しなでください。
さて、目の見えない高齢者は日本の四季をどのように捉えているかというと、気温やにおい、耳からの情報で判断しています。しかし、外出を嫌う高齢者の場合はほぼ耳からの情報のみで判断しています。さらに、耳が遠くなった外出を嫌う高齢者の場合はどこからも日本の四季を感じ取ることができません。
ですが、鼻にある嗅覚は最後まで感覚が落ちないと言われています。それは嗅覚の神経が脳に一番近いからといわれており、嗅神経の長さも短いからとも言われています。
さて、あなたは桜の花びらがどのようなにおいだったかあなたはおぼえていますか?
そうです。あんまりにおいがないんですよね・・・。
でも、四季を感じてもらうためには桜の花びらから桜っぽいにおいがしてほしい・・・そうです。Cherry Blossomのにおいのするハンドクリームを手に付けてから桜の花びらをすこし擦ると、桜のにおいのする花びらができあがりました。
こうして、目の見えない高齢者に対して桜のにおいを嗅いでもらうことで春が来たということをインプットできます。
訪問看護はその人が喜ばれるようにいかに気配り、心配りができるかということにかかっているなと改めて感じました。
このブログでは毎日、管理者が訪問看護で経験したことや感じたこと、地域の皆様に健康面で役立つことをまとめています!
共感できたら下のスターを押したり、ブックマーク、シェアしてください!