2019年4月5日の一句!テーマは「感情」
怒ってる
リハビリしたら
笑ってる
こんにちは、バナナたのうえです。
認知症の方、高齢者の方は感情の起伏が大きくなりますよね。
今日は私が担当しているご利用者様の感情を詠んだ一句になります。
今日は感情について自分なりに考えていることを考察したいと思います。
まず、感情とは「快」「不快」しかないのではないかと考えています。
「快」刺激を継続的に与えると人間は安心や怠慢といった気持ちが起こります。その結果、何も考えられなくなっていきます。
一方、「不快」刺激を継続的に与えると不信や反発といった気持ちが起こります。その結果、自分が「快感」だと思う方向に行動し続けます。
つまり、「快」刺激が継続的に与えられると人間は行動できなくなり、「不快」刺激が継続的に与えられると人間は「快」刺激を求めて行動するということになります。
さて、訪問した高齢者の感情に話題を戻しますが、訪問前までは「不快」刺激が継続的に与えられていたため、大声を出したり、暴れていたり、不安になったりしていたんだと思います。一方、ご本人にとって身体を動かすことは「快」刺激であるため、安心し、笑顔が見られるようになったのだと思いました。
また、「感情」は「環境」によって決定されることが多いと言われています。「不快」な感情を生み出す環境にいては一生「不快」な刺激から逃れることはできません。
ただし、気を付けて頂きたいのが、「快」刺激ばかり与えられてしまうと何もできなくなってしまうため、自ら「不快」刺激を求めるように動いていく必要があるということです。
医療系で多いのが、ずっと同じ領域の患者さんを担当するということです。
これはその道のプロになると志を決めた人は独立するべきだと思いますが、病院で何十年もやっている方は成長度合いが低いです。
新しい領域を勉強するからこそ、自分の得意な領域に応用できたり、人よりも治療成果が出せるようになるのではないでしょうか?
というように、自身の感情を表に出して言語化する。とても基本的で大切なことをどんどんやっていかないと自分自身が成長していかないと痛感しています。
このブログでは毎日、管理者が訪問看護で経験したことや感じたこと、地域の皆様に健康面で役立つことをまとめています!
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