人に伝えるということ~プレゼン強化研修の振り返り~
こんにちは、バナナたのうえです。
この前、プレゼンテーションを強化する研修に出席したのでその振り返りをこめて共有していきたいと思います。
まず、プレゼンって何のためにするんですか?
モチロン答えは、自分の意見や考えを聞き手に受け取ってもらうためにやってます。
でも、考えてほしいんです。
それって100%きちんと伝わってますか?
私の場合、日頃から言葉にして伝えるという習慣に乏しいため、自分の言いたいことの50%程度しか聞き手に伝わっていないことがあります。
ではなぜ、伝わらないのでしょうか?
理由は簡単です。
人に伝わるということを理解していないからです。
そもそも、プレゼンの語源は「プレゼント」からきています。
つまり、相手に心を込めて表現するということです。
では、心を込めて表現すれば人に伝わるのでしょうか?
それはNO!です。
100%のプレゼンを受けた人は、行動に移したくなる欲求に駆られています。
しかし、99%のプレゼンを受けた人は行動を起こしません。
なぜ、行動を起こさないのかというと、
「感情」のドミノと「理屈」のドミノどちらか倒れていないからです。
この2つのドミノが倒れて初めて100%伝わるプレゼンができ、自分が要望している結果が得られるということになります。
さて、プレゼンについて一番最古の書物は哲学者アリストテレスの「弁論術」と言われています。
ここに、「エトス」「パトス」「ロゴス」という言葉が書いてあります。
「エトス」とは信頼を意味しており、この人が言うことなら信頼できると思ってもらえるかどうかということです。
「パトス」とは共感を意味しており、提案や話に感情移入してもらえるかどうかということです。
「ロゴス」とは理論を意味しており、論理的な話で納得してもらえるかどうかということです。
プレゼンが上手い人は総じてこの3つの部分を押さえて話しています。
私の場合、エトスがない状態ではロゴスは上手くできますが、パトスが苦手なので相手に投げかけている提案や商談を自分事として捉えてもらえないことが多いと感じました。
また、話の論理展開に関しては「三点隣接話法」という話し方があります。
①私×あなた:私と聞き手の共通項を提示します。
②私×テーマ:私とテーマのエピソードを提示します。
③あなた×テーマ:あなたがテーマを使うメリットを提示します。
上記3つの関係性から話を構築してくことで聞き手に納得が得られやすいです。
この研修を通して、日々のアウトプットとインプットの量が少ないということが見事に露呈しました。
このままだと一番大切な時に100%ちゃんと聞き手に伝わらないプレゼンをしてしまいそうなので、毎日ボイスレコーダーに1分間の即興プレゼンをやっていきたいと思います。
ヘレンケラーもこのように言っています。
「はじめはとても難しいことも、続けていけば簡単になります。」
今は難しい即興プレゼンもパブリッシュスピーキングも言葉に出して三点隣接話法を意識しながらアウトプットしていけば、自然にできるようになるはずです。
¡Gracias por leer!
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